シューズラックの組立

引越しが決まってから気が付いたのだけど、この家には靴箱がない。
間取り図には「下駄箱」としっかり書かれていたので、管理業者にはきちんとクレームを入れたのだけど、だからといって問題が解決するわけじゃない。


仕方ないので、自腹で靴箱を探すことにした。


しかし困ったのが、そのサイズ。
玄関スペースは、土間の部分が、幅70cm、奥行き(玄関ドアから廊下までの長さ)65cm程度という狭さ。
そこに普通の靴箱なんて押し込めない。


薄型のシューズラック、なんて代物もアレコレ探してみたけれど、僕の12足程度の靴が収まるシューズラックもなく。あっても1万円程度になってしまう。


許容できる幅は、カラーボックス程度の30cm。
それなら、横幅のあるカラーボックスを並べればいいか、ということで、池袋やらアレコレ探して、最後に、成増のニトリでカラーボックスを購入することにした。
ニトリのカラーボックスは、棚板の位置を自由に決めることが出来て、オプションの棚板を買えば棚の増設も出来るので、非常に使いやすい。
今回は、幅60cmのをチョイスした。


で、最初は配送を依頼しようとしたら、到着が中2日ということで、火曜日になる、しかも時間指定が「午後5時〜8時」という中途半端な時間なので持ち帰りを選択。
持ち帰ろうとして、カラーボックスの箱に「梱包重量 11.4kg」とか書かれているのを見て、愕然。しかもそこに棚板2枚を追加購入。だいたい15kgにもなろうかというこの荷物を、ニトリから成増駅まで持ち帰るのもしんどい。
川越街道だからバスがあるか、と思って確認してみたら、一番近いバス停まで歩いて4分くらい、しかもほとんどが成増止まりで、赤塚まで行くバスが1時間に1本、しかも行ったばかり…。


仕方なく歩こうと、荷物を結束機で結わえてもらおうと思ったら「カラーボックスの棚板はヤワいので、結束機の使用はおすすめできません。そちらのロープで縛ったほうが…」というので、ロープで縛って荷造り。


荷物を持って店を出た瞬間に、荷物の重心の位置が中心からずれていて、あまりに持ちにくいことに気が付く。
片手で持つには重すぎて、両手で持つには左右のバランスが取れなくて。
成増駅から6分で下ってきた道を、ニトリからは休み休みで15分以上かかって上る。
何とか地下鉄に乗り、また下赤塚駅から自宅まで、普段は6分で歩く道を、20分近く掛かって、ほうほうの体でたどり着いた。


もう汗ダク。
でもこれで終りじゃない。
組み立てて、靴をしまうまでが仕事。
もちろん出来上がったカラーボックスの重量は15kg。


組立に30分強、ガタ付かないように段ボールをかませたり、棚板が汚れないようにカバーをかける(といっても段ボールを敷いただけ)作業で1時間。
靴を並べたり、片付けなど諸々を含めて、結局3時間。


終わった頃には、ヘロヘロ。
組立の段階で、すでに肘や肩が笑い出し*1、ドライバーを回すときに震える始末。
当然、日曜は酷い筋肉痛。
月曜の今日も、酷い筋肉痛。


まだやることはたくさん残っている。

*1:という表現があるのかどうか知らないが