第12章:前方標識灯に悩む

僕のクロスバイクは、ハンドル上に小さなライトと、フロントタイヤ上に大き目のライト、2つのライトをつけている。
ハンドルのライトは、点灯または点滅で自分の存在を知らせるための「標識灯」、タイヤ上のライトは地面を照らす「前照灯」という使い分けをしている。


前照灯は、サイクルベースあさひのお兄さんが開封して試してくれたので、それにほだされて買った、CATEYEのVOLT100。


前方標識灯。これがまた悩みの種。切り詰めて全幅500mmになったハンドルに片側140mmのエルゴノミクスグリップで、正直ライトやベルなど付ける余裕スペースはない。
これまでに付けたライトの履歴とスペック、一言感想的にまとめて、ついでにこのライトはどうかな、と思うものもまとめてみる。

夜間走行してみたら、ママチャリのハブダイナモにつながったライトとほぼ変わらない明るさで、街中を走る通勤時はこれでもいいけど、もうちょっと明るいのがいいなぁ。夜の荒サイを巡航速度で走るには暗くて怖かった。

前照灯規格。明るくてよいのだけど、ステムとシフト/ブレーキセットに干渉してやや上を向く。というか、30m先のマンションの2階を照らしてしまうようではどうしようもない。残念。

  • ヤザワ LB101BK(12ルーメン)

「盗難防止として取り外すのも面倒なので、激安のライトをつけておこう」作戦に則って買った、税込み400円ちょっとのライト。ブラケットも小さいし筐体も小さいのだけど、これでもギリギリ着くレベル。しかし、角度調整のラッチのロックが弱く、走ってたら振動で角度が変わりまくってしょうがない。ブラケットごと取付向きを変えて、ラッチが回らない角度にした。
一応、これが今使ってる標識灯。なのだけど、ブラケットを使うが故のごつさや、筐体を回すタイプのスイッチなど、満点ではない。CR2032が2枚で12ルーメン。暗くはないのだろうけど、明るさも感じない。

  • ヤザワ LB102BK(32ルーメン)

101と店頭で悩み、結局両方買った。単4電池2本で動く32ルーメン。明るくてプッシュスイッチで使いやすいのだけど、筐体がステムやシフト/ブレーキセットに干渉して取り付けられない。そして101以上にごつい。うん、買わなくてもよかった、とかちょっと思ってしまう。
いや、付けられるんならつけたいのだけど。ママチャリにでもつけようかな。

  • 百均のシリコンライト(記載無し、おそらく10〜15ルーメン)

白いシリコンバンドを回して固定するタイプの、CR2032 2枚で点くライト。バンドが白いためか、光が反射して妙に明るく感じるが、壁に照らしてみるとLB101同等。シリコンバンドでの固定はすっきりしてていい。

  • CATEYE ORB,LOOP2,NIMA2(おそらく10〜15ルーメン)

百均のシリコンライトのように、シリコンバンドで留めて、かつクリック感のあるプッシュスイッチ型を探したら、これらが見つかる。
でも、ORBとNIMA2はCR2032×2枚なので、おそらく12ルーメン程度。LOOP2は充電池なのでわからないけど、店頭展示品を見る限りではやはり同等程度の明るさしかないだろう。それでいてORBは1800円ほど、NIMA2は1200円ほど、LOOP2は2000円弱。明るさ考えるとコスパ悪くて手が出ない。

  • アポロ USL-10(10〜15ルーメン)

コジマ店頭で見つけたUSB充電タイプのこいつ。LOOP2のような充電式、かつORBのようなアルミ成型ボディは非常によいのだが、これも15ルーメンそこそこで2000円…。



フィルムケースくらいの大きさで30ルーメンくらいのライトがあったら、電池式でも飛びつくんだけどなぁ。