ふざけるな、アマゾン

年末に、アマゾンのマーケットプレイスで、「だぁ!だぁ!だぁ!」のDVDを購入した。
もう9年ほど前のDVDにもかかわらず、珍しく新品が出て、しかも格安だったので即購入ボタンを押した。


しかし、残念なことに「店舗併売のため売り切れ」となり、返金処理された。
仕方ないので、他の店で中古を探して、改めて購入しなおした。


年が明けて、アマゾンより「マーケットプレイスの評価をしてください」というお決まりのメールが来た。
その店には、買いなおした手間を考慮して星4つの評価をつけた。


そして、何の気なしに、「だぁ!だぁ!だぁ!」のDVDが他に安く出ていないかな、とマーケットプレイスを覗いてみると。


その店が、再び、新品のDVDを格安で出している。


腹が立った。
多分、そのDVDはその店に現存していないだろう。
客寄せパンダとして、在庫だけあるように見せかけ、注文が入れば返金処理という対応を繰り返しているのだろう。
そういう姑息な商売の仕方が、僕は絶対に許せない。


評価をし直そうとして、いったん評価を削除した。
ところが、再度評価しようとしたら、もう再評価ができないシステムになっている。


これにも腹が立つ。
どうして、再評価ができないのだろうか。
穿った見方かも知れないが、最初に良い評価をつけて、後から悪い評価に訂正できないように、というのが目的だろう。


人間は、嬉しい経験をしても人にそれを話そうとするが、悪い経験を与えられると、良い経験の時以上に人に話そうとする。
したがって、最初に良い評価をつけた人が何らかの理由で、悪い評価に訂正したい、という機会はかなりあるはずだ。
ところが、それを許してしまうと、アマゾンの評価欄に、今より悪い評価が増える、という結果になる。
すると、商品に対して悪い評価が増えるのだから、商社=アマゾンとしては面白いわけがない。


マーケットプレイスにこんな姑息な店があるのも腹立たしいけど、アマゾンのシステムもそれを助長するような形になっているんだなぁ、と。そして、アマゾン自体が実質のユーザーズサイドには立っていないんだなぁ、と改めて思い知らされる出来事だった。