「絶妙ハンバーガー」を食べる

あまりに思い悩んで、会社帰りに、首都圏大回りで帰ることにした。
高田馬場―(山手線内回り)→日暮里―(常磐線)→新松戸―(武蔵野線)→武蔵浦和―(埼京線)→池袋
高田馬場⇔池袋の定期での乗車なので、日暮里で一度改札口を出て精算したのは言うまでもない。


で、武蔵浦和でふとロッテリアを見つけ、携帯のなかに絶妙ハンバーガーのセット660円が500円になるクーポンをダウンロードしてあったのを思い出し、入ってみた。


以前、絶品チーズバーガーを食べたことがあるけれど、そんなに美味いとは思わなかった。正直、高いのに小さい、というのがもうどうしようもなかった。なので、期待はしていなかった。


絶妙ハンバーガーのセット500円と、普通のチーズバーガー140円を注文して、絶妙ハンバーガーから食べる。
確かにハンバーガーは肉々しくて、塩コショウが利いていて、野菜もたっぷりで、悪くはない。
悪くはない、不味くはない。でも、普通に美味しいレベルであって、「とっても美味しい」とか「絶妙」というレベルではない。
しかも、食べ進んでいって、最後の一口二口は、野菜に掛かっているドレッシングが味の邪魔をする。ドレッシング、もっと少なくていい。


半分以下なら「不味ければ返金します」キャンペーンがあって、その結果として90.3%の人が美味しいと答えた、なんてポスターが貼ってあったけれど、これはウソだ。
決して不味くはない。しかも、「これはねぇよ」と思うのは、最後の一口二口になってから。
多分、もっと多くの人が、絶妙ハンバーガーにはがっかりしたんじゃないだろうか。