「クイズ鉄道王決定戦」における疑問 2

再びの疑問。



問題番号996。

普通鉄道で日本一急な坂は90‰。
仮に、長さ100mの列車がその坂道の途中にいた場合、先頭と最後尾の高低差は何mか?
1. 6m
2. 9m
3. 12m
4. 18m

正解は9m。


だが、これも変。


線路の勾配は、(垂直距離)/(水平距離)で表される。
要するに、勾配90‰とは、水平距離が1000m離れた場所の高低差が90mある、ということを示すことになる。
三角形で言うなら、底辺と高さに当たる部分で計算をする。


ところが、この問題。
「長さ100mの列車がその坂道の途中にいた場合」とあるので、列車がいるのは、三角形でいうところの斜辺。
斜辺が100m、その両端の高低差(=三角形の高さ)が9mとしたとき、底辺の長さは99.594m。
ここから勾配を計算すると、90.3667‰となる。


確かに四捨五入すれば90‰だけどさ。。。
正確な計算としてはちょっとおかしいよねぇ。