ついでに

同じく、日経BPの記事「組織内の不正をいかに発見し、対処するか(その5)
捜査権のない中で、社員の不正をどうやって調べるか? 前編」より。
//itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070928/283275/?ST=biz_risk
(こちらも敢えてリンクはしない)

(1)人を見る


 調査において最初にすることは、(古典的な話で大変恐縮ですが)、まず「人を見る」ことです。かつて東京地検特捜部で辣腕を振るい、その後、逆に詐欺容疑で東京地検に起訴された田中森一氏の『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎)という本に興味深い一節があったのでご紹介します。


<待ち合わせ場所の近くの物陰に隠れて待っていた。すると、経理部長がやってきた。(中略)背広も靴も、その地位に相応のもので、取り立てて豪奢なものではない。だが、よく見ると、ワイシャツの下に下着をつけていない。素肌の上に直接ワイシャツを着ている。
「なるほどこいつは遊び人やな、間違いなくやっとる」>


 ワイシャツの着こなし方は世代によって異なる面もありますが、私が見てきた経験でいっても、やはり問題を起こしている人はなんとなく艶っぽくなる傾向があります。突然、身につけているものが華美になったり、今までにはなかった雰囲気が出たりするのです。わかりやすい例を出すと、「なんであなたが急にフランク・ミュラーの時計をつけるようになったの?」というようなことです。

ちょっと真剣に女にモテたい、とか思って脱オタクファッションしたりすると、社内監査で要注意人物に見られてしまうのだろうか。
なんというか、お笑いだ。こういうレベルの社内監査でいいんだろうかwww