秋葉原のインストアライブ

うちの庭、秋葉原は「石丸ソフト2」で、大好きな「東京ブラススタイル」がCD発売記念のライブをやる、というので行ってみた。


会場は満員、とは言わないまでも7,80人くらいは入ってただろうか。
そのお客さんのほとんどが、アイドルファンやアニメファンから流れてきたブラスタファン、という感じだった。音楽を聴いてるときのノリが、ジャズを聴いてるときのノリじゃなくて、アイドルのコンサートを聞いてるときのノリに近い。ソロ後の拍手のタイミングとか、「アンコール」コールのタイミングとか。
というのは、全曲の演奏が終わって、演者さんが一旦袖に引っ込むんだけど、演者さんがステージにいる間から、拍手が既に手拍子のアンコールコールに変わってしまってたり。早すぎるよwww
で、アンコールに答えて演者さんが出てきたら、メンバー全員が出てき終わらないうちに拍手が止んでたりして。
いや、そういう細かいところをツッコんで「悪い」とか言うつもりはない。
ただ「あぁ、ジャズとかクラシックのコンサートでの流儀とかを知らない(悪い意味ではないです、念のため)人達が多く来てるんだな」と感じた一つのエピソード。
もしかしたら、オーディエンスが少なくて拍手が持たなかっただけなのかも知れないけれど。
拍手と口笛ばかりで寂しかったので、アンコールが終わってから「ブラボー」を叫んでおいたww



それにしても、今日のラッパ隊は凄かった。ハイトーンの伸びがまともにすごい。バンダに日野皓正かメイナード・ファーガソンでもいるのか?っていう感じ。
どんなマッピ使ったらあんなハイトーン出るんだろう、と思って、ライブ後のサイン会の時に、安達さんに伺ってみた。そうしたらなんと、Storkだって!僕とお揃いですよ!
…でもこっちは7c、ハイトーンなんて出ないマッピ、というかプレーヤー自身がまともにハイトーン出せない人ですが。
ともかく、あんなにピューピューとハイトーンを出されると、こっちも気持ちがいい。久しぶりにラッパを吹きたくなってきた。


ただ、Annaさんの柔らかい音が今日は聴けなかったのが残念。
また、新しく加入された?ピアノの方(名前聞き取れなかった)の演奏がちと固かったかな?まだブラスタにも慣れてないのかも知れないし、今後に期待。つか、今までのあかねこさんの演奏が素晴らしくキュートだったが為に固く聞こえるだけかもしれないな。


ライブが終わってからはCDの即売会&サイン会&握手会。
参加されたメンバーの全員と握手して、CDにサインをもらうことが出来た。安達さんにムリを言って、名前も入れてもらった。
直前でトイレに行って手を洗ってたためか、緊張のためか、僕の手はかなり冷たかったのだけど、石川さんや数人の方に「手が冷たいですね」と突っ込まれた…。


セットリストは…忘れたw
ただ、今まで僕が聴いてきた演奏、ワンマンライブよりも、先月末の上野公園の野外ライブよりも、ずっとミスも少なくて、パワフルな演奏が聴けて、パフォーマンスが高いライブだった。ピアノとベースのPAが強すぎる気がしなくもなかったけれど。
あと、ルパン三世を聴きたかったな、というのはわがままだろうか。
やっぱり、あのルパン三世*1は、今まで聴いた中で最高のアレンジだと思う。冒頭のウッドベースに被るキーボードのかもし出すアウトロー感。ベースのソロが緊迫感を盛り立てる。Soliのサックスはまるで五右衛門と次元、ルパンの会話のように、キレイに絡みながら、ぶつかりながら。本物の大野雄二バンドのルパンよりずっとカッコいい。


そう言えば、そのルパンをアレンジした高野氏には、上野公園の野外ライブの際にCDにサインを頂いた。その高野氏のブログに、少し面白いことが書いてあったのでトラックバック
僕はモーホーでも何でもなく、単純にルパンに感動してサイン頂いただけですから!!wwww

*1:ファーストアルバム「アニジャズ 1st Note」に収録されている。