つれづれ

飛び石連休の合間の出勤。
こんな日はやる気が出ない。
仕事もそんなにはかどらない。
しかも、こういう日に限って、僕に何かを訴えかけてくるような快晴。


頭の中を流れる音楽はBA-JIの「遊びに行こうよ」。
軽快なメロディに乗って、朝一で上司に午後半休を申し出る。
昼飯を食べると、さらっと荷物をまとめて会社をあとにした。


そして向かったのはテアトル池袋。
大泉洋先生が出演されている「シムソンズ」という映画を見るために、会社休んでまで映画館に来てしまった。


ヤバイ、マジヤバイ。
この映画、泣ける。別に泣けるような感動シーンはそんなに多くない。ラストシーンが確かにお涙頂戴的な作りのエンディング、ってわかってるのに、なぜか泣ける。
最後の決勝戦のシーン、トリノオリンピックの女子カーリング、日本vs.カナダ戦がオーバーラップしてきて、シムソンズの4人が日本代表に見えてきて、そこから先がやばかったかな。


大泉先生も泣かせるセリフを吐く人だ。なんていうか、セリフがセリフに聞こえない。
いつも「水曜どうでしょう」で普段着の言葉で話しているような、セリフではなくアドリブの大泉洋の言葉に聞こえてくる。
自然な演技っていったら自然な演技なんだけど、やっぱりいい言葉を持っている人なんだな。
そういう言葉をさらっと使える大泉さん、やっぱりカッコいいね。