御茶ノ水 キッチンカロリーの「カロリー焼」

御茶ノ水を歩くとそこかしこで見かける、黄色地に黒字で「洋食」とだけ書かれた看板。コレが、キッチンカロリーの看板である。
カロリー焼というのは、簡単にいうと牛の焼肉。にんにくのちょっと利いたしょうゆ味で、たっぷりの肉とたっぷりの玉ねぎを炒めたもの。シンプルだけど美味しい。


今回頼んだのは、「ハンバーグとカロリー焼」の定食。ご飯は無料で大盛りになるけど、ここはあえてそのまま。だってダイエッターですから(オイ
食券をだすと、すぐにカップに入ったスープを持ってきてくれる。コンソメ味で黄金色の、玉ねぎがひとかけら入っただけのスープ。とにかくコショウが利いてて、ちょっと咳き込みそうになったり。
しばらくして、ご飯とおかずの登場。
お皿は鉄板で、ジュウジュウに焼かれた上に醤油味のスパゲティが引かれていて、その上にそのたっぷりの焼肉と、タバコの箱くらいの大きさの、楕円形のハンバーグが乗っている。
まず、テーブルに備え付けのにんにく醤油を肉にたっぷりと掛ける。スパゲティにも醤油がいきわたって、鉄板でジュウジュウと音を立てて焼ける。コレが食欲をそそる。
肉を一口。旨い。醤油味の焼肉、にんにくと牛肉の相性、とにかくご飯が進む。
ハンバーグを一口。余計な物が一切入っていない、肉そのもので作られたハンバーグ。肉の味が良くわかる。ここのは牛肉で作られたハンバーグだけど、他の店舗では鳥と豚の合挽きを使ってる店もある。僕はこの牛肉のハンバーグが好きだから、この店舗に足を運ぶ。
そして、スパゲティもいい感じに醤油が染み込んで、鉄板に焼かれてカリカリになってるところが美味しい。店によっては焼きすぎて、半分くらい鉄板に焦げ付いてしまってる店もある。「カロリー」ならどこでもいい、って訳じゃないんだ。


カロリーって言う割には、炭水化物が多目なだけで、めちゃくちゃにカロリーが高いわけじゃない。御茶ノ水でカロリー焼を食べて、アキバまで歩けば大丈夫でしょ?