中国とのこと

いつかは書かなきゃいけないな、とは思ってた。
でも、どういう形で書いたらいいのか、悩んでた。


今日書いていることは、完全に僕個人の独り言であって、このホームページに登場する他の皆様に関与している事柄では一切ございません。
中国を批判した内容が出てきます。それを不快に感じる方はこの先を読まないで下さい。
この先、長いです。


今まで、何人かの中国人と知り合ってきました。そのほとんどは、大学院の学生でした。同じ研究室で、一緒に研究をしてきました。
彼らには、散々嫌な目に合わされました。


先輩は、研究テーマを盗まれました。
テーマについてのディスカッションで、「これがいいね。明日、朝一番で教授に報告して、テーマとしての許可を取ろう」と話していて、次の朝来てみたら、その中国人学生がその実験を行なっていたんです。聞いてみたら「ううん。アナタのディスカッションは聞いてない。昨日、そのテーマが偶然思い付いたんデス」とのたまいました。


彼らは、研究室の決まりを守りませんでした。
週に一度の研究室の掃除はまともにやったことがありませんでした。入試などで実験禁止、というようなときでも平気で実験をして、僕らが何回も怒られました。


彼らは、彼らにしか通じない中国語で普段の会話をしていました。
「研究に関することなら、日本語でやりましょう。もしかしたら、僕らがあなたたちのディスカッションを聞いていて、アイデアがひらめいて、あなたたちに提案できるかも知れない」
というお願いをしても。
中国人の先輩が中国人の後輩に実験を教えていたので、
「あなたの知らないことで、知っておかなければならないことがあるかもしれない。だから、他の人がいつでも横から参加して教育できるように、そして研究や実験については何よりコミニュケーションが大事だから、日本語でお願いします」と言っても。
「中国語ばかりだと、日本語の習得に時間かかるよ?」と忠告しても(実際、中国人の後輩は、この先輩と中国語でばかり話していたので、一年たっても日本語がほとんど話せなかった)。
「大丈夫。僕らはちゃんと通じているから問題ない。日本語は大丈夫、すぐ覚えるよ」と言って。いつまでも中国語で話していました。


ある中国人ポスドクは、研究室をクビになったあとに、自分が持ち帰っていたデータを教授や共同実験者に無断で利用し、また教授や大学の名前も勝手に使い、勝手に論文を執筆しました。


余談だけど、彼ら中国人の学生はなぜかみんな口臭がすごかった。


でも、僕は今まで「彼らが中国人だから嫌いだ」という括りをしたことはありませんでした。彼らがしたのと同じことを日本人の学生がやったとしても、僕は同じように腹を立てるだろうと思ったから。あくまで、彼らの個人的な性格に問題があって、ああいうことをするんだ、と思い、腹を立て、彼らを嫌っていた。
国籍じゃない、個人を嫌ってた。ただ、嫌ってた相手が偶然にも、みんな中国人だけだったんだ。


だから、中国人が歩いていても、殴りたいとか思わなかった。上海で、日本人が飯を食っていただけで殴られた、というニュースを聞いても。


日本人が卑猥な演劇をした、というだけであれだけ怒った中国人の同胞が、日本で、もっと卑猥な売春をして、たくさんの金を稼いでいる。
デモ行進をして、日本大使館に石を投げた中国人たちの手には、日本製のビデオカメラやデジカメが握られている。
教科書問題や靖国神社問題の本質を一切理解しようとせずに、また調査もせずに、自分の持つ微々たる情報だけで「これが日本だ」という日本批判の教育を展開し、それを「愛国教育」と言い張る中国人教師。


そして、これだけ日中関係が悪化しているにもかかわらず、我関せずという顔で今まで通りに生きている、アキバのコピー(違法)ソフト屋、新宿の売春女、高田馬場の居酒屋のバイトたちといった、日本で生き、金を稼ぐたくさんの中国人。


尼崎の列車脱線事故のあと、中国や韓国の国内の掲示板には、「ざまぁみろ」「死んで当然」「嬉しい」「戦後補償のいいかげんさに天罰が下ったんだ」「日本人はみんな死んでしまえ」というような書き込みが殺到したという。
こいつら、本当に人間か?怒りを通り越して、悲しい。ただただ悲しい。
事故で亡くなった人のご遺族に、とてもじゃないけど聞かせられないし、心情を考えたらただただ涙が出てくる。


デモ隊は、国を愛するが故の破壊行動は罪にならないという意味の「愛国無罪」を掲げているようだけど、もし俺が「中国のデモで日本の威信は深く傷ついた。私は国を愛しているから中国のデモは許せない」といって、中国大使館に放火でもしたら、彼らはなんて言うだろうか。「愛国無罪」だから、と納得するわけがない。中国は、言っていること、やっていることが矛盾だらけなのだ。
彼らは「日本は軍事大国への道を…」なんて言っているけど、「愛国無罪」なんて言葉のほうがよっぽど危険。「国を愛しているから」というのが言い訳になるんなら、他の国にミサイル打ち込んでも無罪なのか?この言葉と同じように、「お国のために」といって戦った、昔の「大日本帝国」を思い出す。
危ないのは、どっちなんでしょう。


今も日本に生きる中国人に、聞いてみたい。
「今の日中関係をどう思いますか?日本は好きですか?嫌いですか?もし好きなら、中国にいる仲間に対して、誤解を解くような行動をしましたか?もし嫌いなら、そんな嫌いな日本で金を稼いで生きている自分をどう思いますか?」


そして、「日本の対中ODAを、中国政府は『戦後の補償金だ』と国内に説明している」というニュースに憤慨した僕に対して、「だって実質はそうじゃないか。公然の秘密なんだよ」といった、60歳の僕の上司。本当に失望してしまった。
こういう人たちが日本にたくさんいるから、中国がいい気になるんではないのかな。
若者の政治離れが深刻、とかいうけど、こういう中高年がまともに政治に取り合ってこなかった結果がこれじゃないのか?
また老人お得意の、若者への責任転嫁かな。