つれづれ

1 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。
投稿日:2011/04/25 00:27:55


東日本大震災福島第一原発が大変なことになったので、「原発は危険なものだ」という印象を持った人が多いことは理解できる。
しかし、あの地震はあくまでも想定外だったということに留意しなければならない。
想定の範囲内地震だったなら、決して原発から放射能が漏れることはなかったはずだ。
もちろん、福島第一原発以外も同じことだ。
いかなる大地震や大津波が襲来しようとも、それらが想定の範囲内である限り、原発が爆発したり、暴走したり、お漏らしをしたりすることはないのだから、安心していいのだ。
問題は想定外の震災だが、これはもう想定外なのだから想定しようがない。想定しようがないことについて考えるというのは、語り得ない事柄について語ろうとするのと同じことで、全く無意味といえるだろう。
従って、意味のある議論をしようとするならば、我々は原発は絶対安全だという前提に立たねばならないのである。
そうすると、今すぐ日本中の原発を停止せよ、などという意見が暴論であることは明らかだろう。
絶対に安全な原発をわざわざ停止して、何が得られるというのか。
ただ、電力不足が生じるだけではないのか。
太陽光だの風力だのは全くあてにならない。
それらは原子力発電の穴を埋めるだけの電力を安定的に供給することはできないのだ。
そうすると、どうなるか。
夏場に停電が生じる。
最も暑いさなかにクーラーがきかなくなってしまうのだ。
暑くて暑くて仕方がないではないか。
えっ、なんだって?
「夏の暑さくらい我慢すればいい」だって?
なんと無責任な物言いだろう。
暑さは単に不快感のもとであるばかりではない、体の弱い人にとっては生命の危機をもたらす危険があるのだ。
原発を止めてしまったがために熱中症になり、重篤な障碍を惹き起こしたり、そのまま死に至ったりする人が続出する事態をどう考えるのか?
弱者の命などどうでもいい、とでも言うのか。
無責任かつ非人道的ではないか。
私は怒りに震える。
原発憎し、の一念で人の命を危険に晒す輩の言うことに耳を傾けてはならない。
繰り返すが、原発は安全だ。
地震が来れば、自動的に停止する。
そうすると電力が不足することになるが仕方がない。
夏の暑さくらい我慢しなさい。



2 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。
投稿日:2011年04月28日 13:54


ネタにマジレス。

結局はリスクの評価をどうするのか、ということに尽きる。
想定されるリスクに対して対策が出来なければ全て否、というのであれば、車だって包丁だって禁止されるべき。

想定される問題にたいして、どこまでリスクを許容するのか。
想定できない問題に対して、リスクを許容できるのか。

そもそも「想定できる」と「想定できない」の境界はあるのか。
現実性を帯びない「想定できる」なら「震度8で高さ500mの津波」でさえ「想定できる」。

そのあたりをかなり曖昧に濁したまま、反原発派は「想定外は甘え」と言い、「想定外に対応できない原発は止めろ」と言う。