浸水

今朝の雨はすごかった。
朝7時に、家から最寄の地下鉄駅まで6分ほど歩いただけでも多少濡れたのだけど、7時半過ぎに、会社最寄の地下鉄駅から会社まで歩いた10分は最強だった。


会社は新宿区なんだけど・・・


まず前が見えない。100mくらいしか視界がない。しかも暗い。
雨がスゴイので、傘に当たる雨の音で車の音も聞こえない。
雷も鳴っている。

近くの交差点は、道路が冠水して、車道の半分くらいまでが水溜りになっている。
雨で落ちた葉っぱが浮いているので分からなくもない、と思いつつも、視界が悪いからだろうか。何台もの車が水溜りに突っ込んで、盛大な水しぶきを上げている。
その水しぶきの餌食に僕もなる。多少車のスピードが落ちてたから太ももあたりまで水がかかった程度だけど、膝くらいまで丈のあるモッズコートにも泥が付いてしまった。


もっとかわいそうなのは、その道の先に学校のある小学生たち。ちょうど通学時間。僕が太ももまで水をかけられたんだから、彼女たちにとっては上半身まで泥水を浴びたことになる。
小学生の悲鳴が響き渡る。


会社に着いたら、今度はまた大騒ぎ。
うちの会社はそんな平坦でもない場所に建っているのだが、社内で一番低地にある受付が床上浸水。といっても、雨どいの水があふれて水溜まりになって、その水が受付の自動ドアを越えて入ってきてしまったので、いわゆる災害としての「床上浸水」ではないのだけれど。


総務部総出で、テニスコートの排水につかうスポンジのワイパーのお化けのようなもの(トンボの先端がスポンジに鳴っているようなもの)で水を掃き出すんだけど、悪いことに、受付の床はジュータン敷き。
床が乾くのはいつになることやら…。