つれづれ

会社の机の中に、単3乾電池をたっぷりと隠し持っていた。


隠し持っていた、というのは誇張した表現で、実験で使うための懐中電灯のバッテリーとして、備蓄しておいたものだった。


「だった」と過去形なのは、もうその実験から離れて、懐中電灯にも使うことがないだろうからだ。


家のパソコンで使っているワイヤレスマウスが、やたらと動かなくなった。
よく見ると、バッテリー交換のサインが点灯している。
家の電池の備蓄を探してみるが、単3電池が切れていた。


そこで今朝、会社にきて、机の中の備蓄用乾電池を持ち出そうとした。


そうしたら。


まだ一本も使っていない、未開封の、ダイソーの10本で200円というアルカリ単3乾電池が、液モレを起こして、パッケージのなかの電池が全部グシャグシャになっていた。


さすがダイソー、さすが韓国製。
電池の持ちが悪いのは常識、使っている間に液モレ起こす、という話はよく聞くが、まさか未使用の状態で液モレ起こすとは。


もう二度と買わない。