楽器フェア

パシフィコ横浜で、「楽器フェア」というものがやっているらしかったので、いくことにした。
池袋ヤマハで、Bachのトランペットのウォーターキィのコルク交換をお願いしたついでに、前売券を購入しておいた。


ヤマハブースへ真っ先に飛び込んで、新しい機種を吹かせてもらった。
何機種も試させてもらったけれど、静岡から持ってきたBachと比べると、明らかにどの機種も吹きやすい。


これも前にも書いたけれど、楽器のメンテナンスのしやすさ、メンテナンスフリーとまでいかなくとも6年放置してしまった楽器でも問題なく1回の手入れですぐに完動できる精度の高さとともに、いわゆる「アタリ」「ハズレ」の無さ、という部分が、非常に良い誉め言葉として「YAMAHAの楽器はMade in Japanの工業製品」と思える所以。


とくにアタリハズレの問題は、初心者にも、僕のようなブランク組にも大事なことだと思う。
アタリハズレの判断も出来ない初心者に、ハズレの楽器が行って、その人の成長が止まるのも問題だし、選定品の購入で余計な費用が掛かるのもあまりよろしくない。
Bachが悪いとは言わないが、高校時代に鳴らしまくった僕の楽器を、今の僕はラウンドクルークを装備してもマトモに鳴らすことが出来ない。これは僕の実力が思い切り落ちてしまったのが原因ではある。だが、今回の楽器フェアで野中貿易のブースに行き、全く同じBachの180ML37-マウスパイプ25のスクエアクルークを吹かせてもらったら、こちらのほうがよく鳴らせた。
ヤマハに比べると、やはりBachはアタリハズレの大きい楽器だと思う。


今回吹いた中では、特に、ウェイン・バージロンモデルのYTR-8335LAが一番吹きやすかった。次点で、YTR-8310Z。
YTR-8310Zのほうが抵抗感は少ないのだけど、音の当たりやすさはYTR-8335LAのほうがラクだった。
…買っちゃうわけには行かないしなぁ。