物欲発動
今使っているデジカメは、一昨年の12月に購入した、CanonのIXY DIGITAL 810IS。
ユーザーインターフェイスがこれまで使い慣れているキャノンのカメラから、ファインダーが付いていることを主眼に選んだカメラ。
もちろん、これまで何の不満もなく使ってきたが、ここ半年くらいは、出かけることも少なくなっているせいか、出番も少ない。
そんななか、新しいカメラのニュースを聞いて、一気に物欲が沸きまくってきた。
ソニー SONY デジタルカメラ Cybershot WX1 (1020万画素/光学x5/デジタルx10/ブラック) DSC-WX1/B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2009/08/07
- メディア: Camera
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ファインダーも付いていないし、記録メディアはメモリースティック Duoとか。
普段の僕なら絶対に食指を動かさないカメラ。
でも、このカメラに心動かされたのは、3点。
それは、広角24mmであること、「裏面照射型センサ」を積んでいること、そして「自動的に高速連写した6枚の画像を、位置合わせをしながら、カメラ内で自動合成する機能」を搭載していること。
特に後者2点はスゴイ。
この、複数枚の画像を合成する機能を専門的には「リカーシブフィルタ」と呼んでいて、これを使うことで画像のノイズをかなり減らすことが出来る。画像を合成する枚数を積算回数として、その回数が多ければ多いほど画像のノイズはなくなるのだが、画像が保存されるまで時間が掛かってしまう。
実は今僕は、仕事で「肉眼で見えない弱い光をカメラで撮影する」という実験を繰り返している。
その実験に使っているのは、「裏面照射型センサ」を積んだ工業用の400万円以上もするCCDカメラ。そして、画像のノイズを殺すために、積算2回の「リカーシブフィルタ」を使っている。
もちろん、CCDにはもっと他の機能も組み込まれていてこその400万円なのだけど、「裏面照射型センサ」と「リカーシブフィルタ」の組み合わせで、人間の目に見えないような光がバッチリと撮影できる。
積算たった2回のリカーシブフィルタでこの威力なのだから、積算6回もやったらどんなことになってしまうのか。
「裏面照射型センサ」と「リカーシブフィルタ」の組み合わせの威力をまさしく実感している僕が、このカメラに心動かされるのも無理はない。
ファインダーはまぁ、今でもほとんど使ってないのでいいとして*1、メモリースティックはなぁ…。
眠らせているこれが使えれば、非常にラッキーなのだけど。
MS Pro Duo変換アダプタ PhotoFast CR-5300 microSDHC対応
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*1:出張などで、バッテリードロップしかけたときに、液晶を非表示にしてファインダーで撮影することで何とかバッテリー寿命を延ばすという、万が一の手段。実際にこれで10枚分ほど助かった経験があるのでなかなか「ファインダーなし」に踏み切れない。。。