つれづれ

マウスピースでバズィングすると、どうしても喉が詰まった感覚になってしまう。
理由が分からなくて、ネットで検索してみた。
すると、同じような悩みの人がネットで質問していて、それに対する回答があれこれと。
親身な回答、なのだけれど、いい加減な回答がチラホラ。

喉が詰まるというのは、吹く人がのどを詰まらせるように吹いてるから詰まるのです。

好きで喉詰まらせて吹いて、「詰まった」って質問する馬鹿はいねぇよ。
こういう回答者は、自分が詰まったことがないからこういうことを書けるんだろう。と思う。

〜〜をイメージして吹きましょう。
〜〜のように吹きましょう。
〜〜するように吹きましょう。
(「〜〜」の部分には、「遠くに息をとばす感じで」とか「マウスピースがないつもりで」とか「その音を自分で歌って出すつもりで」などという文句が入る。)

〜〜するつもり、とイメージ変えただけで筋肉の動き方が変わって音が出るようになりゃ苦労しません。


問題解決のために知らなければならないことは、「どこの筋肉をどのように意識させて動かすか」ということ。
「意識」というのは、脳味噌から筋肉に動け、と指令を与えること、すなわち随意的な運動。
不随意筋の不随意運動に頼ってラッパ吹けるとは思わない。随意的にどうすることで吹けるのか。


どうして、楽器の先生ってのは「こうイメージすれば吹ける」というイメージ論、精神論に走るんだろう。