つれづれ

金曜日に、マウスピースを会社に持ち込んでみたが、全く鳴らなかった。


その責任を、マッピに押付けようと、今日は手持ちのマウスピースを会社に持ち込んで、鳴らしてみた。
持ち込んだのは、金曜に鳴らせなかったVincent Bachの6、7C、StorkのVacchiano 7Bの3本。


どのマッピでも、中音域に当たるであろう、マッピで出すFの音あたりはソコソコ鳴らせる。
が、下のB♭あたりを出そうとすると、とたんに唇が振動をやめてしまう。
当てる位置が悪いのか、当たり方が悪いのか、湿らせ方が悪いのか…あれこれと試行錯誤しても、なかなか鳴らせない。


そんな中、低音が比較的良く鳴ったのが、Bachの7C。
Bachのトランペットを買うと付いてくる、基本中の基本、7C。
高校時代は、そのリムの丸さがあまり好きじゃなかった7C。
息の入らなさに絶望して、バックボアをテーパリーマで軽く削ったりした7C。


結局、ここに戻ってくるんだなぁ、と、少し感慨に浸ってみた。


比較してみると、不思議。


リム内径。
Stork Vacchiano 7Bは15.75mm。
Vincent Bach 6(大刻印)は16.2mm。
Vincent Bach 7C(大刻印)も実は6と同じ16.2mm。


カップ深さ。
Stork Vacchiano 7Bは、BといいながらDeep。(Bはバックボアの太さを表すらしい)
Vincent Bach 6はDeep、7CはMiddle。


スロート径は、Stork Vacchiano 7Bが3.7mm、Bachの2本は3.78mm。


あとはリム形状で、Stork 7BとBach 6は平たい感じなのに対して、Bach 7Cは山形のリム。


カップ形状だけ見ると、Bach 6が僕に一番合っているんじゃないかな、と思うのだけど、今の僕には、唇の振動を妨げない、薄いリムが適しているのだろう。
きちんと音が鳴るようになったら、厚いリムのほうが鳴らしやすくなるのかもしれない。


ま、しばらくはマッピだけで昼休みは基礎練ですな。
しかし、楽しい。。。