つれづれ

きのうは、うちの会社の労働組合の大会があった。

なんだかねぇ。論調が朝日的というか社会党的というか。
政府批判してればいい時代は終わったと思うのだが。
尼崎事故を批判するなら、少なくとも事故調査委員会の最終報告書くらい読んでから批判して欲しいものだし、それも政府の責任にするのはどうだろうね。
そして、年金問題を批判するのはいいが、それなら年金を横領着服して、仕事をいい加減に丸投げして年金でマッサージチェア買って、1000文字以上キータイプできないとかいっていい加減な仕事をしていた社会保険庁を政府よりも先に批判すべきじゃないのかな?
労働組合だから自治労を批判することは出来ないんだろうけど、悪いことは悪い、と身内でも批判できないような団体は、そのうち淘汰されていくんだと思うよ。


マトモな情報を自分で真剣に調べもせずに、マスコミの大本営発表を鵜呑みにして、もっと生活の身近にある危険を見逃しているような気がしてならない。
「戦争反対」を大声で叫んでイラク特措法を延長した政府を叩くのは、いわば見えやすい問題を叩いているようなもの。
それを叩くのはいいんだけど、「一番目につきやすいものが、実は最も目につきにくい」というマーフィーの法則に嵌ってしまっている。
「働いたら?」「はいそうします」のやり取りで月数万円の生活保護を打ち切る一方で、一部の特定の国の在日外国人には無条件で月15万円以上の生活保護を渡していたりする。
国民の半数以上が「アメリカが北朝鮮を攻撃したらわが国は日本を攻撃する」という意見を持ち、国民の半数程度が日本を敵としてみなしているような国の国民を、日本にビザなしで渡航可能なようにし、あまつさえ外国人参政権すら与えようとしている今の日本。
そういう、今の日本のマスコミが映し出さない、今の日本のいびつな構造を叩けないのか叩かないのか、調査能力がないのか目をつぶっているのか。
見えにくい、しかし生活に密着した問題を叩かないような組合に生き残る道ってあるのかな。


別に政治的思想があるわけではないんだけど、「悪いことをちゃんと見極めて悪い」といえないような組合にいる意味ってなんだかなぁ。
組合やめようかな。。。