江古田 Kei3のライブ

スタッフさんの卒業式みたいなライブだった。
だからなのか、登場バンドも15組とハンパない多さ。開演が16時と、異例の早さにもかかわらず、トリ前のチャンベビの出番は80分ほど遅れたのだ!
各バンドさんがそのスタッフさんに伝えたいことを言い、伝えたい歌を歌っていたのだから、これくらい遅れるのも当たり前だろうな。


で、僕は選挙に行って、ライブハウスの隣のなか卯で牛玉丼を食べてから参戦。18時半ごろの入場。
もうハコの中は熱気が凄くて、5分で汗だくになってしまった。


今日は久々に、チャンベビ以外にも素敵なアーティストさんに出会えた。
「つるうち はな」さんは小さい体からはっちゃけるエネルギーが物凄くて、彼女の世界に一気に引き込まれた。聴いてて楽しかった。やっぱり、歌ってる人が楽しそうに歌ってると引き込まれる。でもそれだけじゃなくて、なんていうか色んな感情がストレートに伝わってくる感じがした。
ウーロンハイをがぶ飲みしながら叫んだり、足をぶらぶらさせながらガンガンに引くピアノが素敵だった。

ずっとMCしていた「藤代和真」さんも、ぼくの好きな曲調。なんていうか、所ジョージの真面目な感じというか、南こうせつに若さと真面目さを足した感じと言うか、ふとフォークの匂いがする。でもそれが凄く好き。


そしてチャンベビ
今日は無理矢理の?4曲、うち2曲は新曲。

  • ふわり
  • 泣いて泣いて
  • あなたにはわたしがいる
  • 豚丼ソング

スタッフさんに聴いてほしい、というか、聴きたいんじゃないかな、というセレクトが「ふわり」。
「泣いて泣いて」はユウコさんがリードボーカルをとる、アップテンポの新曲。泣くだけ泣いたら前に進んでいこう、という歌詞がそのまま曲調に現れている、とっても前向きな音楽。今回は時間の関係で、「驚くくらいに短いバージョン」(アミさんMCより)だったのだけど、ぜひフルコーラス聴きたい。
「あなたにはわたしがいる」はアミさんがリードボーカルの新曲。こちらはミディアムテンポで、歌詞を聴かせる曲調。ユウコさんの「ギターしょろ」(「しょぼいソロ」の意、つるうちさん命名?)があったけど。。。う〜ん。確かにヘタっぴに聞こえるけれど、その曲調にあわせて「そういう演出なんです、ワザとこうして弾いてます」って言われたら信じてしまうくらいに、曲調にはマッチしていたような気もする。少なくとも、めちゃくちゃになってる、ってようには聞こえなかったなぁ。
そして、シメは豚丼ソング。チェーン店バージョンの一番と、客席へのコール。時間の関係でアミさん曰く「2倍速でお送りします」って言うほど、確かにいささかぶっ速いテンポだった。


前にいったライブは去年の11月だったか。。。そのときよりも格段に上手くなってる。あっきーさんのギターは力強さと繊細さを増しているし、アミさんとユウコさんのハーモニーはより複雑に、声量の大小を含めて3次元的に絡み合う。今日聴いたなかでは、やっぱり一番素敵なのがチャンベビ、ってことで。