東京ブラススタイルの新譜

東京ブラススタイルがミニアルバムを発表したので、遅ればせながら買ってみた。本当はHP管理人から「ちょっと早く」届くはずだったのに。。。自腹。まぁいいけど。
タイトルは「アニジャズ・ジブリ」。ジブリの名曲ばかり5曲。


聴いての第一印象は「あれ、俺、ニューサウンズ・イン・ブラス買っちゃったかな?」という感じ。
3曲目の「風の谷のナウシカ」以外は、ちょっとジャズ風の色っぽいソロ以外は、はっきり言ってしまえばジャズ感はゼロ。吹奏楽や、ちょっと洗練されたイージーリスニングに聞こえてしまう。
ただ、それも元の曲の雰囲気を殺さないように、という考えだと思えば納得がいく。「やさしさに包まれたなら」なんてのは元の曲そのものに近いコーラスで、ユーミンのCDのカラオケに聞こえないこともない。元の曲を生かした編曲技術と考えたら、その力量はぴかイチ。


そして、そういう吹奏楽っぽい曲のなかで唯一、ジャズっぽさがメインに打ち出されているのが3曲目、「風の谷のナウシカ」。あのファーストアルバム「アニジャズ 1st. Note」の名曲のアレンジャー、高野氏のアレンジ。
これはもう、完璧なジャズ。何の違和感もなく、ナウシカのメロディーが美しく重厚なジャズに仕上がってる。言うことなし。
そして、この曲がイチバン、ブラスタメンバーの演奏が映えて聞こえる。
やっぱ、ブラスタにはスウィングが似合う。


明日のライブには行けない、残念。行きたかった。。。