諦め

家でのメインマシン、東芝のノートPCのHDDの音が気になりだしたのは、去年の今ごろ。
去年の11月に外付けHDDを購入して、とりあえずいつでもバックアップを取れるようにした。
しかし、バックアップもメンドクサイ。
S.M.A.R.T情報を見てみると、全然壊れる気配はない。
音が気になるというのも、異音があるわけではなくて、少しばかりうるさくなったかな、というレベル。
なんとなく懸念事項としながらも、放っておいた。


そんな時、ツクモからエラいスペックのノートパソコンが発売されてしまった。
15.4インチのワイド液晶、Pentium M 1.6B GHz、メモリが512MB、HDDが80GB。ATIビデオチップまで積んで、9万円を切る。


欲しい。欲しくて仕方ない。
いろいろと買うための口実を考えた。


んだけど。
今の東芝、買ってまだ2年9ヶ月。企業だったら、減価償却し切ってない。
来年の秋には寮を出て引っ越さなければならない。新しい部屋ではデスクトップを使いたい。
となると、今買っても1年しか使わないことになる。


結局諦めた。
僕は、こういう自分を諦めさせるテクニックを持っている。そして、ひとつ諦めるごとに、ひとつ老けるような気がする。