だまされた

9/1に池袋の古着屋で買った、アンティーク・スイス製・デッドストックという触れ込みの2万円の時計。
とてもカッコよくて、文字板の状態も非常にきれい。ベゼルにも傷一つついてない。
調べたら、確かに70年代にそのようなブランドがスイスにあった、ということもわかった。


でも、付いていたバンドに、ブルーの傷つき防止のビニールが貼ってあった。それもぴかぴかのが。
70年代の時計バンドに、そんなビニールが貼ってあるだろうか?貼ってあったとして、経年変化でボロボロになってるはずじゃないか?
バンドはどこかで、サードパーティの新品に変えたんだろう。だからバンドにメーカー名が入っていないんだろう。


そういう手を加えたものは、デッドストックとは呼ばない。


そして、時間合わせをしようとリューズを引き出して回しても、時々、カチカチという音を立てて空転する。内部でギア欠けしてるんだろう。
デッドストックでも、新品は新品。新品がギア欠けすることはありえない。


確か3ヶ月保証が付いていたはず。でも、その店に持ち込む気にはならない。
池袋LOFTの時計修理のおじさんが優しい人なので、その人に頼んでみようか。5万円、2ヶ月くらいかかるとか。


それか、三連休を利用して浜松に出掛けて、あの校門前の時計屋に頼むか。悩む。