六本木でのワンマン・ライブ

東京ブラススタイルのライブにいってきた。
4月に、ヴィレッジ・ヴァンガード高田馬場で衝動買いして以来、とても気に入って聴いてた。
ライブがあると言われちゃ黙ってられない。アニソンオタの友人を連れて聴きにいった。


音楽のレベルは…う〜ん。ラッパの主旋律が時々聞こえなかったりとか、いろんなパートで音が外れたり抜けたり入り忘れたり…がちょくちょくあったりする。
まぁ、ワンマンでテンション上がり過ぎてるのかも知れないし、楽しく踊りながら吹いてるわけで、それも当たり前っちゃ当たり前か。
っていうか、楽しいライブ、楽しい空間の音楽なので、音の外れを気にするほうが野暮、ってことだね。もともとアバウトが許されるジャズだし。


でも、個人個人の演奏能力はかなり高い。楽しんで演奏すること、楽しませることを知ってる。
トランペットの4th?辺りを吹いているAnnaさんの音は、ジャズとはかけ離れた、やわらかくて素敵な音だった。それが強く印象に残った。


そして、メンバー一人一人が、演奏してる自分を美しく見せる術を知っている。年頃の若い女性だからかもしれない。みな、美しく可愛くセクシーに楽器を吹いていた。(楽器を持つと女性は美しく見える…と思うのは、僕の人生経験によるものが大きいのかも知れないけれど。)


とにかく、演者が楽しそうに笑顔をこぼしながら、アドリブで自由気ままに踊り跳ねてジャズを吹くんだから、聴いてるこっちが楽しくならないわけがない。
僕もいつの間にか、体全体でリズムを取っていた。
音がどうこうとか関係なく、素直に楽しくて面白い、感動的なライブだった。
8月には第2弾アルバムが出るとか。もちろん買う。


ちなみに、アニソンオタの感想は
「面白くて楽しかった。でも、曲がメジャーすぎる。もっとマニアックに突っ込んでくれないかな。・・・でもそれじゃ俺ら以外にはわからなくなって売れなくなるかも。」だって。