怒りマンマン

今朝のこと。
いつも、保谷から乗り込んでくる、はた迷惑なオヤジがいる。
見た目は普通のリーマン。年齢は45くらいか?見た目、課長代理くらいの役職だろう。
いつも、すごい勢いで電車に乗り込んできて、乗り込んだ反対側のドアにギリギリまで近づこうとする。もちろん、そこに乗客がいても、ほんの10cmのスペースがあれば突っ込んでいって、他の乗客が迷惑顔で避けると、自分が突っ込む、という感じ。
池袋でドアが開けば、我先に、と前にいる乗客を掻き分けて一番に降りていく。
まるで大阪のオバタリアン(死語)みたいなオヤジ。


そんなオヤジが、きょうも電車に乗ってきた。
いつもと違うのは、朝から大雨が降っていて、滑りやすいってこと。
池袋に到着して、一番ドアの近くにいた老人や女性がいつもよりゆっくりと降りる。いつもなら「早く行け」とか思うけど、このホームの濡れ加減じゃあ仕方ないか、とほんの1秒立ち止まった。


後ろから肘を背中に入れられた。
犯人は件のオヤジ。
しかも
「そんなところに止まってんじゃねぇ!バカ野郎!」の罵声つき。


睨み返してやった。
駅を出てからも、足がガクガクしてた。
今までの人生、少なくとも「大人」になってから、ここまで心が沸点に近づいたのは初めての経験だった。あと一歩で切れてたかもしれない。


ぶち切れて、殴っちゃってもよかったのかもしれない。
でも、こっちは、前に人がいれば立ち止まれるだけ、心に余裕がある。
彼は心に余裕のない、かわいそうな人なんだろう。


でも。
次同じことやられたらどうしよう。
切れずにいる自信がない。殴っちゃうかもしれない。
でも切れたら負けだよなぁ。
それが一番ヤダかもしれない。


どうしたらいいんだろう。
バカは放置が一番、というのは良く知っている。
でも、切れそうなくらい頭に来ているのも事実。
悩む。