太っ腹！

自分でいうのも何だけど、自分は結構、太っ腹だと思う。
人に奢るのも嫌いじゃないし、プレゼントとかも結構気前良く渡してると思う。（自分では）
そもそも、自分の好きな人があるものを欲しがっていて、それが手に入ったときの喜んでいる顔や声を聞くのが好きだから、というのがあると思う。
だから、自分の好きな人が「あれが欲しい、これが欲しい」と言ったら、大体のものはそれを手に入れて、プレゼントしてしまうほうだと思う。

別に「好きな人」って訳ではないのだけれど、今日は、うちの会社のアメリカ支社長（日本人）に、USBメモリをプレゼントした。
昨日から、彼のパソコンのフロッピードライブがガシャガシャ言っていて、「懐かしい音だな〜」と思っていたら、書類をフロッピーに詰めて、アメリカに持っていくらしい。
「USB使えば楽なのに…」と言ったら、持ってない、とのこと。

よし、しめた！と思ったのは、そのとき。
前々からアキバでは1GBのUSBメモリが3000円を割る値段で出ていて、一本欲しかったところだった。
ここで支社長にUSBをプレゼントすれば、オレの株も上がるだろうし、またアキバに出かけて、今度は大容量のメモリに買い換える（自分への）口実になる。
USBメモリって、買い替えの時には中古の処理に困る部品第一位くらいの気もする。古いのは売るにも値段がつかないし、とっといても使わないし。

というわけでさらっとフォーマットして
「支社長、これあげますからどうぞ使ってください。中古品ですけど」と手渡した。

渡す前に言い忘れたから、今この場で書いておこう。
大学院時代、就職活動がてらにアキバに立ち寄って手に入れた、この128MBのUSBメモリ。
北海道での学会でも、卒論発表のときも、就職してからもあれこれと頑張ってくれた、思い出のUSBメモリ。これまで本当にありがとう。
そして、支社長のところで、酷使されない、平和な第二の人生を歩んでくれることを祈る。