備忘録

id:jkondo:20060422(はてな代表取締役近藤淳也氏)の日記から引用。

自分の専門領域を探すための一番の近道は、色々な事をきちんとやってみることです。きっちりやるというのは、自分の持っている100%の力で、しかもある一定期間の間続ける事です。その間は、自分の個性など無くても構いません。逆説的ですが、それが一番の近道です。

手をつけて数ヶ月しか経っていなかったり、何かほかの事をやりながら片手間で取り組んだりしただけで、自分に向いているかどうか考えたり、面白くないからと言って投げ出すのは得策ではありません。そんな事をしていたら、何一つとして新しい領域の真髄に触れる事もなく、全てを投げ出し続ける事になるでしょう。

どんな事でも、新しい領域の面白さが分かるようになるのは、他人が自分の事を認めてくれるようになってからです。僕の経験上、他人から少しでも認めてもらえるためには、新しく物事を始めてから大体18ヶ月はかかります。

つれづれ - fukaのつれづれ想い(今年3月29日の自分の日記)にも書いたけれど、僕は、
『人生で大切なのは、「希望に近い場所を見つけられるか」ではなくて「与えられた場所でどれだけの希望を見出すことが出来るか」だ』と思っている。
自分の今いる場所で、何かしらの面白いことや希望を見つけるためには、それなりの時間がかかる。それは1ヶ月かもしれないし、18ヶ月かもしれないし、3年かも知れない。はっきり言ってわからない。


希望を探そうともしないで、やりたいこともやるべきこともやらずに転職を考えたり、物事を放り出すのは単なる甘えだと、僕は思う。
その一方で、どうしても希望が見つからないのなら、やめる事が正しい道じゃないかと思う。