ゴーゴーカレー

アキバは実は、カレーの激戦区である。なぜかはわからないけど、となりのとなり、神保町と同じくらいにカレー屋さんが多い。
昔からの老舗のカレー屋さんもあれば、メイド喫茶のとある店舗は石川県の有名なカレー店のルーを取り寄せて作ったカレーを出している、という話も聞く。


そんな中で、最後発のカレーショップが、ここ、ゴーゴーカレー
ここも石川が本拠地で、店名の「ゴーゴー」というのは石川出身のゴジラ松井の背番号にちなんで付けられたものらしい。
面白い価格システムで、開店から夕方5:55までの間は「ゴーゴータイム」として、全てのメニューが50円から100円安い値段になっている。


盛りは4種類。少なめのヘルシー、普通のエコノミー、大盛りのビジネス、特盛りのファーストクラス、となっている。
トッピングのないゴーゴーカレーと、ロースカツカレー、チキンカツカレー、ウインナーカレー、エビフライカレーがある。後者4つは、トッピングの種類に関わらずいずれも同じ値段。そして、ビジネスクラスのカレーにトッピング全乗せの「メジャーカレー」(1000円)がある。
お腹の空き具合によって細かく量を選べるのはありがたい。もちろん、これ以外にもタマゴやチーズなどのトッピングもある。


今回食べたのは、チキンカツカレーのエコノミークラスに生卵付け。
昔ながらの金属の銀色の皿に、キレイな形に盛られたご飯と、カレー。そして、付け合せに乗せられたキャベツの千切りが鮮やか。
ルーは黒っぽい色をしていて、一瞬ビーフカレーみたいな雰囲気もある。サラサラ、というよりはトロトロのルーは、ご飯を完全に覆っていて、量は多くはないけれど、普通に食べていればルーが足りなくなる心配はない。コクがとってもあり、ちょっと味が濃い目なので、僕は生卵をかけて味を調節している。そして、タマゴを掛けるとまたコレが美味しい。


カツは、注文が出てから揚げるのでサクサク。そしてその上にとんかつソースをかけた状態で出てくる。最初からソースがかかってくるのは珍しいが、これはこれで美味しい。ソースが嫌な人は、「ソースなし」と注文すればいい。


最後は、キャベツも何もかも混ぜ込んでかきこむ。コクのあるルーに、サクサクキャベツの歯ざわりが新鮮で面白い。


とにかくこの界隈、カレーには事欠かない。
カレーの食べ歩きも楽しめる街なのだ。


追記。
2006年5月21日の日記に写真を掲載しました。
うけ〜! - fukaのつれづれ想い