靖国神社に行ってみた

なんとなく話の流れで、靖国神社に行ってみようってことになって。行ってみた。
とにかく不思議なのが、やたらと韓国語や中国語が聞こえてくること。
小泉首相の参拝にあれだけギャアギャア騒ぐ国の観光客がシラっとした顔で靖国の境内にいる。訳がわからない。何であんたら来るの?


友達が、お守りを買いたい、絵馬を書きたいって言ったので、ちょっと自由行動。鳥居に寄りかかって、いろんなことを考えてみた。


確か日本の法律では、刑期が終われば一応は放免になる。前科者というレッテルはあっても、刑が終われば罪人ではないはず。「A級戦犯」は「永久戦犯」ではないわけで、死刑を以って罪人ではなくなった、という解釈にはならないのかな?それでなくても、日本では被告が死んだら裁判は取りやめになるわけで。そうなると、「戦犯合祀」っていうけど、本当に戦犯なのか?


仮に戦犯が永久に戦犯だったとして、彼らも東京裁判で裁かれたわけで、その前は当然戦争に関わっていた。ということは、ある意味「戦争で亡くなった」人ではないのかなぁ。


いずれにしても、首相がどこに行こうと、他の国に文句つけられる筋合いはないんじゃない?


今回の小泉首相の「私的参拝」について、「公用車を使って云々」っていう反論があるけど、小泉首相みたいな人に私的な時間ってあるのかな。例えば私的な時間でも公邸に住んでるし、例えば小泉首相が「ちょっと私用でコンビニへ」っても、警察は警護の公務があるから勝手に小泉首相に付いていって警護するだろうし、私用で外出、っていっても「警護の関係上」という理由で公用車を使わせるだろう。それだけ、あれほどの公人になれば私的と公的の境目があいまいになる。私的も公的もあるのかなぁ?


神社とかお寺には当然「祭ってあるもの」があるわけで。久能山東照宮なら家康だし、神社なら神様、お寺なら仏様。お狐さまだったり。
で、靖国神社には「戦争で死んだ人の御霊」ってのが祭られてるんだよね。
お守りとかいろいろ売ってたけど、なにをどのように守ってくれるんだろう。縁結びのお守り?戦死した人が、縁結び手伝ってくれるのかな?


いろいろと考えた。自分は靖国をどう思っているのか、それの結論は出なかった。お賽銭は、財布の底に余ってた3円だけ、入れてきた。
賛成する人も反対する人も、一度は行くべき場所かもしれない。