19日、19時30分

東京を出るなり爆睡。
初めての「のぞみ」なのに、気がついたら、静岡も浜松も通り過ぎてた。
新幹線で名古屋以西に行くのは2年ぶり。名古屋駅を見たのも2年ぶり。


しかし、物事は思い通りには運ばない。
静岡で、名古屋で、何だかんだと用事も無いわけじゃないのに。
そんなのすっ飛ばして、奈良。
何だか笑けてしまう。狙った通りには運ばない。まるで「どうでしょう」、まるで「サイコロ」。


どこにいるかわからない15分前、窓の外に手がかりを探したら、空には真ん丸の綺麗なお月さま。
名古屋を出た今も月は僕の右側で輝いている。
どこに言っても、何をしてても、太陽や月は僕を見守ってくれている。