つれづれ

会社帰りに、駅までの道のりにある、長くてとっても急な坂を登っていたら、吉田拓郎の「イメージの詩」が頭の中で流れ始めた。


自分の気持ちなんてのは、誰かに話さなければ絶対伝わらないわけで。表情に出てるから、それが全てって言うわけでもないし。


でも、この人はわかってくれるかもしれないな、と思っていた人に全てを話しても、へらへらと笑いながら「うん、大丈夫大丈夫」としか言われなかったときの哀しみを考えると、何も言えなくなってしまう。
結局は、自分の殻の中に全てを閉じ込めて、ゆっくりと蒸発してしまうのを待つしかないのかもしれない。


人の話を聞かない、人の気持ちを考えない輩がこの国には多すぎるんだよな〜。他の国に行ったことないけど。他の国はもっと酷いのかもしれないけど。


結局、優しい人間が、正直な人間が、バカを見る世の中になってきてるんだろうね。


昨日の空は、雲ひとつない青空だった。
あの空に吸い込まれていきたい。同化してしまいたい。
だれにも文句言われずに、むしろ「きれいだね」って言われる青空になりたい。