腹の立つこと

なんだか、いらいらしてしまうことが多かった。


水曜どうでしょう」のDVDを予約しに、1日にローソンへ行ったときのこと。残業拒否して、ダッシュでローソンに駆け込んで、予約を完了。
ついでに雑誌と、小腹の足しにから揚げ君なんぞを買い、レジでお会計。


今日、うちに帰ってからお財布の中のいらないレシートを整理している際に、レシートを見直してみると、買った覚えもない「ヨネヤ ヒヤシゼンザイ ミルクツキ 200g \210」の文字が。


会社近くのローソンで予約したので、ただでさえ遠い。しかも、これだけ時間が経ってしまうと、自分が買ったものではない、という証明なんで不可能に近い。210円はあきらめたけど、それ以上にローソンに対する信頼がなくなってしまった。
なんか、「どうでしょう」のDVDを予約してポーっとなっていたから、店員が「こいつなら気がつかねぇだろ」とか言いながら自分の食べたいお菓子を適当に打ち込んで金を払わせ、菓子は自分たちで食っているのではないか?そんな妄想までしてしまった。



もう一件。
金曜日の夜は、会社を出て、家とは逆方向に行き、美味しい夕食を食べ、お気に入りの喫茶店(メイド喫茶)でゆっくりするのが習慣になっている。
その店に昨日も行く。店長とは顔なじみ。その店長が、「ちょっとこの人が・・・」と紹介したのは、ヒョロっとして、ノートとペンを構えた男。
彼の差し出す名刺には、在京キー局の、日曜夕方の情報系番組の名前が書かれていた。どうやら、メイド喫茶にくる常連を、日常生活からひっくるめて紹介したい、という話である。
ぼくはそういうのは大嫌い。テレビに出るのも大嫌い。だから断ると、「いや、お話だけでも聞かせてください。」という。


いろいろと質問を投げかけてくる。
記者「部屋の中で、一番スペースを取っているのは何ですか?」
自分「雑誌」
記者「どんな雑誌が多いですかね?」
自分「いや、時計とか鉄道とかですね」
記者「H系の雑誌とかはない・・・ですか


記者「なんでテレビに出たくないんですか」
自分「いや知られたくない人もいるし。彼女もいるしね」(正直にマスコミ嫌い、というほど冷淡じゃない)
記者「失礼ですが、彼女さんはおいくつで?」
自分「そんなん、言わなきゃならないの?」
記者「いや、言いたくなければ言わなくてもいいですけどね


何を考えてるんだろう。このバカ記者。
どうせオレが取材OKを出してたら、オレが持ってもいないエロゲーなんかを部屋中にぶちまけて、「メイド喫茶に来るのはこういう危ないヤツばかり。この間逮捕された小林某容疑者と通じるものがある」なんてやるんだろう。
そして、「話を聞かせてください」なんて低姿勢な割には、ずいぶんと偉そうな物腰と口調。


自分は大学院時代、テレビに出たことがある。それがきっかけで、テレビが嫌いになってしまった。
尼崎事故でもどんなときでも、マスコミっていうのは、他人に厳しく自分に甘くだな、って思う。そんな人たちにプライベートを取材させたら、多分面白おかしく取り上げられて、人生台無しになっちゃうんだろうな。


もらった名刺は、店長に渡した。本当は突っ返そうと思ったけど、そこまで意地悪じゃない。でも番組名ははっきりと覚えてる。
今度何かあったら、晒してやろうと考えているのは秘密。