つれづれ

先月中旬、うちの会社にいた派遣のお姉さんが会社を辞めました。
となりの職場だったのでよく顔を合わせてて、歳も近かったので何かと話をしたりして、そこそこ仲のよい職場仲間だったので少し寂しかったりもするんですが。。。


彼女は、フロアの隅にあるシンクの掃除を進んで引き受けてくれていました。
三角コーナーにたまるティーバッグや生ゴミの処分はもちろん、みんなのマグカップに茶渋がついてれば漂白かけてくれたり、とても気が利く人でした。


彼女がいなくなって、シンク掃除をする人がいなくなりました。
一番若い僕が必然的にやることになるんだろうな…と、自発的にシンク掃除を始めたんですが。


掃除をしている横で、そ知らぬ顔で三角コーナーに出涸らしのティーバッグを放り込んでいく人。


別に、ありがとうという言葉が欲しくてやってるわけじゃないんです。
掃除は嫌いじゃないし。汚いシンクは生理的に嫌いなだけだし。
でも、言わなくとも、「ありがとう」の気持ちは持ってて欲しい。
単に「当たり前」って思われているのは、本当に腹が立つ。


彼女が去り際、目に涙を浮かべながら愚痴をこぼしていた理由がよくわかるような気がします。
そして、そんな会社だからこそ、一流と呼ばれる会社になれないんだろうな、と思います。