USBメモリ、壊れる

会社で仕事用に使っていたUSBメモリが壊れた。
USBメモリが壊れるなんて初めての経験、ちょっと驚いた。


買ったのは、3年ほど前。
前にいた部署で、スタンドアローンの実験用パソコンからデータを移動させるのに必要、ということで、秋葉原で最も安い値段で購入したのが、メーカー名すらない256MBのこのUSBメモリ
なんとなく有名メーカーのUSBメモリに比べて、デザインが安っぽくて、最近では展示会とか見本市の来場者プレゼントで配っている、あんな感じのメモリ。


部署の解体とともに僕のデスクに転がりこんできたので、そのまま実験用として使い続けてきた。


おとといのこと。
顕微鏡の撮影データをこのUSBメモリに入れて、自分のデスクに戻って読もうとしたら、読めない。データがない。
自分の名前のフォルダを作って、その下に撮像サンプル名のフォルダをいくつか作って、データを保存して。
顕微鏡をコントロールするパソコンからは、「切り取り」+「貼り付け」でUSBメモリにデータを写して。
自分の机で見たら、自分の名前のフォルダはあるけれど、その層より下層のフォルダが全部消えている。
結局、実験をやり直すハメになった。
その時は、操作ミスか何かなんだろう、位にしか思っていなかった。


そして今日。
実験室のパソコンから、テキストファイル2つとビットマップファイル1つを持ち運んで、自席で見たら、読めない。
テキストファイルの中身は全部「■」で埋め尽くされていて、画像は「開けません」というエラーが出た。


これはもう、USBメモリの責任だろう。
おとといも今日も、別のUSBメモリで運んだら問題なかったし。


というわけでこのUSBメモリ、どうやって捨てようか。