つれづれ

夢見が悪かった。
思い出したくもない思い出を、喉元に押付けられた。
こだわりを捨てない限り開放されない、というが、
こだわりを捨てようと思って捨てられるのなら、とっくに捨てている。
高い塀の外が気になってもこちらからは覗かないのが男の矜持、と思っているけれど、
それが結局こだわりに繋がってしまっているのかも。
それにしても、もう見たくない夢。
もちろん、現実にもあって欲しくない。


魘されて起きて、冷蔵庫から麦茶を取り出して飲んで、アタマの中をリセットしたつもりで再度就寝。


そしたら今度は、大地震に遭う夢をみた。
これまた魘された。


最悪。