つれづれ

もともと9/2に書いた日記だけど、あえて古いところに移転。
この日記を読んで欲しくない人が、一人だけいるから。


今年に入ってから、IP電話を使うことがめっきり減った。


そして、家の電話機の着信音を聞くと動悸が激しくなったりしている自分に気が付いた。
それが5月。


6月。パニック症候群、確定。


使えない電話を持っていてもしょうがないし、音も聞きたくないので、IP電話を解約することにした。
7月アタマからそんな構想を練っていた。


8月18日ごろ、ぷららに電話して、契約変更を申し出る。この時点で、8月31日での電話番号消滅が決まる。
この時点でVoIPルータを取り外し、電話機も取り外し、VDSLモデムと無線LANルータを直結にする。
8月18日の時点で、僕は電話番号を放棄した。
まだ電話番号はソフト的には生きていて、ジャックのところまでは番号はまだ生きているのに、その先にあるハードが撤去されている、という状態はちょっとばかり物悲しさを感じた。


翌々日くらいにはNTTに電話をして、VoIPルータの引き上げをお願いする。
翌週には、返送キットとかいうものが届いたので、ルータ一式を紙袋に入れて、NTTに返送した。
番号が廃止になる31日を待たずして、ハードそのものを家からも消し去ったのだ。


31日の夜から、何回もIP電話の番号に電話をした。
そのたびに流れる「あなたがお掛けになった相手の通信機器は、現在、故障中か、電源が入っていません」のアナウンスが、いつ「あなたがお掛けになった電話番号は、現在使われておりません」に変わるか、聞きたかったのだ。


ところが、9月1日になっても、まだ電話番号は生きていた。
9/2、朝8時30分になって、ようやく「使われておりません」のアナウンスに変わって、番号が死んだのである。
1日の延命はなぜだったのだろう。
ま、いいや。


5年間付き合ったIP電話とのお別れは少々辛いのだけど、仕方が無い。
それ以上に、電話を使いたくない、という気持ちと、このアナウンスを聞いて、僕がどんな心境でいるのかを理解して欲しい、という気持ちが強かったりもする。