つれづれ

朝は鬱。雨だから、余計に鬱。


朝は鬱。次第に気分が戻っていって、夜には強気になる。


僕は間違ったことを言っていたのだろうか。
確かに、僕は親友に対して、挑発的な態度を取った。
もしかしたら、その態度が親友を傷つけたのかもしれない。


でも。
親友だからこそ、言わなければいけないことがある、と思った。
親友だからこそ、あの時、言わなければならない、と思った。


僕は親友に依存し、自分の目が曇っていた。自分の考えを持たなかった。
今、僕は依存から離れ、自分の考えを取り戻した。


だからこそ、親友に、言うべきことを言わなければならなかった。
取り戻した自分が、何を考えているのかを。


親友は、僕から離れていくかも知れない。
いや、実際に、僕から離れている。
金曜の電話が、最後になったのかも知れない。


だからこそ、言わなければならなかった。
何も言えない関係で終わるより、同じ終わりなら、言うべきことをキチンと言うべきだと。


僕の目が曇っているのなら、僕は親友を傷つけたことになろう。
そうであれば、僕は親友に心から謝罪する。
そして、親友が、僕を親友と思っていてくれるなら、きっと、親友は自分が傷付いたことを僕に伝えるだろう。


もし、僕の目が曇っていないのなら、いつか、親友が、僕の真意に気づいてくれることを祈る。


僕にサヨナラを告げた親友。
僕と親友であり続けて欲しい、などという野暮な希望は持たない。
親友も、覚悟を持って僕にサヨナラを言ったのだろうから。