「求めない」読後感
- 作者: 加島祥造
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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言いたいことはわかるんだけど、納得いく部分と行かない部分がある、というか。
僕自身は「誰かに求められることを求める」人なんで。
人に求めないことが、人から求められなくなり、お互いに求めない同士の人間関係が出来上がる、という旨の文章には、なんとなくもやっとした感じが残った。
お互いに求めないで生きるという人間関係は、希薄なものに僕には思える。
大好きな人、大切な人には寄りかかって生きていきたいし、目いっぱい寄りかかってもらいたい。
僕の大切な人、大好きな人が、僕が寄りかかることをどう思うかは分からないけれど、
僕は僕の大切な人、大好きな人が僕に寄りかかることを一切苦痛とかワガママとか感じない、むしろ喜びを感じる人だから。