さよなら、まんてん

東大から歩いて神保町へ。
まんてんでカレーを食べたかった。
前に行ったのは、もう1年も前になるだろうか。


店に入ると、マスターの姿がない。アジア系のおばさんもいなくなっていた。代わりに、若い男性が2人、厨房にいた。
マスターは奥のほうで別の仕事をしているようだが、それでも表には時々しか顔を出さず、ご飯やカレーを盛り付けることはなかった。


ウインナーカレーを注文し、辺りを見渡す。
厨房はとてもきれいになっていて、松屋とかによくあるデカい自動食器洗い機が鎮座していた。
何よりもショックだったのは、明らかに少なくなった盛り。
大盛りでも、まずごはんが少なくなっている上に、さらにルーも少なくなったので、以前みたいに溢れそうな盛り、という感じがなくなっている。
そのためなのか、夜7時の書き入れ時なのに、お客さんが少なくて、空席があった。


この一年、まんてんに行かなかったのは、量が多いが故に胃もたれするようになってしまったから、だったんだけど。
幸か不幸か、また、まんてんに通ってみてもいいかな、とか思ってたりする。
カツカレーにもチャレンジできるかもしれない。


マスター、老けたかな。でも、またマスターが第一線に出てきて欲しいなぁ。