石丸Soft2のインストア・ライブ
無料、ということなので、ふらふらと。
家にいても冷房代かかるだけだし。アキバで買物もあったし。
15:50開場、16:00スタートのはずが、16時を過ぎても店の外に並ばされたまま。
これは運営の手落ちだよなぁ。
で、一番最初にピアニストが入ってきて、「檄!帝国歌劇団」を弾き始めた…あれ?あかねこさんだ!(゚∀゚)
去年夏に脱退された「あかねこ」こと野口茜がブラスタのピアノに戻ってきた!
ジャズでもクラシックでも、だんだんマニアックな域に達してくると、「この曲はこのプレイヤーじゃなきゃいや」というコダワリが出てきたりする。「『1812年』と『ボレロ』はリッカルド・ムーティの棒とフィラデルフィア管弦楽団じゃないとダメだね」みたいな感じ。
で、そんな僕流のコダワリを東京ブラススタイルに当てはめるなら、「檄!帝国歌劇団」と「アンパンマンのマーチ」のピアノはやっぱり「あかねこ」のピアノじゃないとダメ。以前、ブラスタHPのBBSにて彼女が脱退発表されたときにも書いたことがあるけれど、「ふとフワリと香ってくる香水のようなキュートなピアノ」はやっぱり「あかねこ」に限る。
今日の彼女のピアノは、以前よりずっとパワフルさが増していて、グリッサンド(でいいのかな)などもバンバン決める。カッコ可愛いとはこのことか。
で、「檄!帝国歌劇団」はそのままリズム・セクション3人の演奏。新メンバーのDr.かこいまきこも強弱使い分けた良い演奏をするけれど、いかんせんPAのバランスがなぁ・・・。
その後フルメンバーが出てきたと思ったら、バストロとラッパがいない。いない?ラッパが一人もいない!?そんなビッグバンドあるかよ!?
で、ラッパ抜きで演奏が進む。神アレンジの「ルパン3世のテーマ」も演奏されたけど、ラッパがいないとスゴく間の抜けた演奏になってしまう。
Bassの平野なつきの演奏は健在。「ルパン」ならベースは彼女じゃないとなぁ、と思わせるプレーヤーの一人。
演奏自体はそんなに悪くなかったけど、PAもアレだし、ラッパが一人もいないしバストロもいない、となるとどうしても腑抜けた演奏に聞こえてしまうのは仕方ない。
あんまり細かいところには触れない、ということで。
まぁ、あかねこさんのピアノを聴けたのと、サイン会場に出てこられなかった平野さんとあかねこさんのサインをもらえたことが今日の収穫、かな。
(あかねこさんのサインはライナーノーツの曲目紹介のところにアレンジャーとしてもらいました)