江古田 Ruide kei-Ⅲのライブ

チャンベビのライブに来たのは3月以来。3月も江古田だった。
セットリストは以下の通り。
1. 支えている(アカペラVer.)
2. 3-A DAYのテーマ(3番)
3. 犬
4. ふわり
5. 琥珀色の幸福
6. ろうそく
「犬」と「ろうそく」は初めて聴いた曲。「ろうそく」は素敵なバースデーソング。「私は太陽にはなれない」などという詩にちょっと卑屈さを感じたりもするが、それでも一緒にバースデーを過ごす大切な人を祝いたい、という前向きな強い気持ちの美しさのほうが強く伝わってくる。
しばらく来ない間に、素敵な曲がたくさん増えているのが嬉しかった。
なんていうか、この3人の音楽は聴いていて単純にほっとする。いつ聴いても落ち着く。安心して聴いていられるし、聴いていて安心する。楽しくなる。
演奏技術とか詩とかメロディとか、そういうレベルではなくて、心に直接響いて、直接安心をもたらしてくれる音楽。それがチャンベビだなぁ、と思う。
もちろん、技術も詩もメロディもぴか一。
インディーズ時代の「いきものがかり」を一年前、渋谷で聴いたことがあるけれど、そのときの「いきものがかり」と今のチャンベビを比べたら、絶対にチャンベビのほうがいい曲を持っていて、いい音楽をやっていると思う。来年の今頃は、チャンベビはメジャーになっているかもしれない、と思ったりする。


それにしても、今日のユウコさんのハジけっぷりは異様?だったかも。いつもに増してハイテンションのユウコさん。聞けば、風邪を引いて、ライブ前にリポDを飲んでいたのだと。リポDは結構効き過ぎるくらい効くんだよね。。。ということで、子供用リポDをお薦めしておいた。
ところで、今日のチャンベビは、みんな肩にリポDのシールを付けての出演。
その前のバンド、「Discovering Airline」さんも肩にシールを付けていて、終わりごろに「アレ、肩にリポDのシールがついてるよ?」という小ネタがあったのだけど、意味が分からなかった。
チャンベビのMCで、本番前に「Discovering Airline」さんとみんなでリポDで乾杯をしていた、ということが分かって、ようやくネタの意味が分かった。そのMCも、ユウコさんはじけ過ぎ。でも楽しそうでよかったよかった。
それ以外にも、3-A Dayのテーマでは客に「何番が聞きたいですか?」と振っておいて、「5番」と言われると「では3番歌います」と透かす客いじりとか、ステージに水を持ってくるのを忘れてきて、アミさんの水を飲んでしまったりとか、やたらとMCが楽しいステージだった。
ちなみに、チャンベビのホームページにあった「初の試み」というのは、「琥珀色の幸せ」でのユウコさんのピアニカ演奏だった。ピアニカもなかなかいい音色を出すんだよね。「支えている」のギターも、ずいぶんと上手くなっていた。


次のライブは24日の高田馬場。会社から近いので、行けるだろうか。


それにしても、今日のライブは「当たり」だった。最初のバンド以外はどれもみんな、音楽的にも技術的にもレベルの高い演奏を聴かしてくれて、しっとりとした演奏で、PAがうるさすぎることもなく。MCも楽しく。久しぶりに心地よく音楽を楽しむことができた。
最初のバンドは…なんかボーカルだけが孤立している感じ。音楽的に、というよりは人間関係的に。MCも歌も、なんというか…友近そっくり。